謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年は、本会の活動に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
匿名クラブは、平成26年1月8日の設立以来、東アジア・オセアニア地域を中心にインターネットユーザー交流・親睦団体としてオンライン・オフライン問わず様々な活動を行なってまいりました。今月で創立4周年を迎え、来たる5周年の記念日を来年に控え一層の活動展開に邁進して参る所存です。
昨年8月には日本総局を福岡市中央区天神に移転し、活動環境の充実を図りました。インターネット上で匿名にて活動するにあたり、多くの方にとって障壁となるのが個人情報の問題です。各ブランドの活動に際しては、日本総局で万全のサポートを行い、これらの問題を解決できるよう努力して参ります。
本会は直近数年間、事業の多角化を進めておりますが、依然として中核となる事業はTwitterユーザー交流親睦事業です。昨年物議を醸したツイッター社による凍結問題は、本会にも激震をもたらしました。「ワサラー団」コアブランドの事業統括者・わさらーのアカウント(@wasara)をはじめ、「匿名クラブ」コアブランド幹部、四天王などが複数名凍結の被害を受けました。とりわけ、私自身のアカウント(@hmti_)の凍結は、私個人の信仰に対する迫害に他ならず、断固容認しがたいものであります。Twitter利用規約および関連法規を遵守しているにも関わらず、こうした不当な処分を受ける会員・役員が出た事は大変遺憾であり、団体としても当該役会員の凍結解除・活動復帰に向けた支援を行ないたいと考えております。
一昨年より行なっておりますメディア事業「Adect」に関しましては、平成28年の約四万PVを大きく上回る63,163PVを頂きました。一方で、一昨年からの懸案であった、一部ライターの長期更新停止の問題は一向に解決されておらず、本年は一層の対策を講じるよう、編集部・国内事業部で検討を進めて参ります。Adectは昨年、会員全体の「情報基地」となることを掲げ、各ブランドの情報発信媒体をAdectに集約するよう各部署に働きかけて参りましたが、十分な協力を得ることができず、その効果は十分に発揮することができませんでした。本年は、昨年掲げました目標の達成に向けて尽力するとともに、アクセス数の増大に向けてもサイト運営を続けて参ります。
本会の組織については、かねてより意思決定の遅さが問題となっておりましたが、昨年8月の運営規則改正によって対策を講じました。また一部役員の入れ替えを行ったほか、本会に回復不可能な損害を与えた樋茂佑吾元会長を除名処分に処し、綱紀粛正の徹底を図りました。本会の議決機関は引き続き、外部・複数ブランドからの人材登用を積極的に進め、体制の刷新を図ります。会員の皆様におかれましても、より一層のご協力を賜りたく存じます。
末筆となりますが、皆様のご多幸とご健勝を心より祈念し、新年のご挨拶といたします。
平成30年 元旦
匿名クラブ 代表役員会長
上永 顕理